自転車ミステリー2

高口の日常

さすがに右京さんに頼るしかないか?!

家にあるべき黒い息子の自転車が会社にある?!

ここで冷静に振り返ってみよう。

午前九時、自宅で確認。
正午、家のガレージから忽然と消えた。

スタッフに改めて聞いたことで判明したこと。
一、別のスタッフを迎えにガレージに出た時は見慣れない自転車があった記憶がない。
二、迎えから帰ってきたら軒下にきちんと入れられた黒い自転車を確認した。
それが先生のものと思った。自転車には(有)高口組と書いてあったし、疑いようが
なかった。
三、だから先生が不在の時来たのかもしれないと納得していた。

整理すると。
午前九時、自宅
午前十時、会社
一時間余りに自転車が移動した。
この時の関係者のアリバイ。

先生(私)雨の中徒歩で出勤。昼休み徒歩で帰宅した。
娘、朝、起床していたのかは未確認。正午に帰宅した時には起床してキッチンに居た。
息子、朝は同様に未確認。正午に帰宅した際にはまだ寝込んでいた。パジャマ姿。
スタッフ(仮にS)は一人で会社に居た。九時半過ぎに駅に向かう。
同じ敷地内の出張中のスタッフ(M)は九時半に私がケータイで電話したところ実家(藤沢)の駅に
正に着いたところだった。
車で出社したスタッフ(N)の到着は十時。
遠方より出社したスタッフ(T)は(S)と一緒だった。

そもそも…、会社内に居たSの目を盗んでガレージの扉を開け、自転車を軒下に
入れることは不可能。
Sがガレージに出た時に確認されてなかったということは、本当にその時間にはなかった
と見た方が賢明だ。
Sの記憶力は優れている。
ということは、九時過ぎに自転車が自宅から消えていたとして、Sが駅に向かう
ちょっとの間(正味三十分くらいか?)正にSが自らガレージを開けて、
車で出発したのを確認するように、自転車を会社内のガレージに滑り込ませているとしか
思えない。

なんてことだ。

私自身、九時に確認して、ずっとキッチンまたはリビングにいて自転車が移動したなどという
ことは思いもよらない。つか、感ずいてもいないとは!
犬は吠えなかった。ガレージは開け放たれていたのでガレージに侵入してきても気づかない。
向かいはケーブル工事をしていて向かいの飼い犬はトラックと職員に吠えていたケど!
それにしたって!自転車に乗ってったんだよ?!
なんでわかんないのか。そんなにテレビに夢中だったのか?!

そして。
何の目的で自転車を乗り回すのか?
そんで、なんで自宅から乗って会社に停めたのか?
盗むならまだ分かる。
返すって! なに?!

そんな折も折。
出張中のMから思いもよらぬ新たな証言が!!

(写真は、会社の自転車置き場。家のガレージ入り口。西側の空き地。ガレージの中
入り口に犬。ガレージに面したところはキッチンの窓。など)

つづく

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントフィード

トラックバックURL: https://www.takaguchi.net/wp1/wp-trackback.php?p=622

« »